
十五夜にお供えものをするというのは日本古来からの文化です。
私は現在の月見団子というお供えものがとても素晴らしいと思います。おいしいし。
大人になってからは月見酒なんかも楽しんでみたりとなかなかお月見にはお世話になっています。
そんなお月見には作法というか室礼(しつらえ)があります。
その作法についてはまた別の機会として紹介しますが、今回は十五夜のお供えものについて紹介したいと思います。
十五夜のお供えもの基本
十五夜で秋の明月の日にお月見をするときにはお供え物をするという風習がありますが、そのときに一般敵なお供えものがありますのでそれを学んでみましょう。
ちょっと手を入れるだけで何気ない普段の生活の中でお月見という時間が生活に節目を作って豊にしてくれるでしょう。
お月見ではじめは芋の名月と呼ばれていました、それは当時穀物(お米)などは貴重な食材だったためお供えするにはすこし大変でしたそこで芋が代わりにお供えとして使われていました。
近代に近づくにつれて、穀物が方策の象徴となって、その象徴がお米を使った月見団子へとかわっていきます。
今では月見団子として多くの人に親しまれています。
【満月の数⇒12個】
その年に出た満月の数を供えるので平年は12個、閏年は13個となります。
【十五夜⇒15個】
十五夜だから15個(十三夜には13個)。15個の並べ方は、下から9個、4個、2個となります。
昔は月の満ち欠けが暦を作る上でも農作物を作る上でも大事な指標となっていたため、12や15という数字が団子の数へ影響を与えるということです。