秋の七草とはおもに秋に見られる野草で構成されています、日本国内では比較的多くの地域で見ることのできる植物ばかりですので、近所で探してみてもいいかもしれません。
秋の七草は食べれるの?
秋の七草は食べるものではありません。食べてみたことはありませんが食べたこととある人教えてください!
この季節のものは春の七草とは違って花を見ることを楽しむもののようです。
以下のほうに万葉集で紹介されているものを記載していますがそちらでも食すというよりも季節を楽しむ花として親しまれています。
秋の七草の種類
萩(はぎ)
『万葉集』で140首以上
詠まれた萩は、草花では
なく実はマメ科の落葉低
木。花言葉「思案」。
薄(すすき)
ススキのこと。F万葉集』
でも多く詠まれている秋
の草花の代表です。花言
葉「活力」。
桔梗(ききょう)
『万葉集』に登場する「朝
顔」とは、桔梗を指すと
いわれています。根は漢
方薬にも。花言葉「誠実」。
撫子(なでしこ)
日本女性を指す「大和撫
子Jの由来の花で、大伴
家持が好んで詠んだとい
われます。花言葉「純愛」。
葛(くず)
根からとったでんぷんが
葛粉で、煎じて風邪薬に
なります。花言葉「芯の
強さ」。
藤袴(ふじばかま)
香りが強く、平安貴族が
衣服や髪につけていたと
いわれています。花言葉
「ためらい」。
女郎花(おみなえし)
たおやかな美人にたとえ
られ、F万葉集』では14
首詠まれています。花言
葉「美人J。
秋の七草がなぜこの種類?
秋の七草がなぜこの種類に制定されているかというと
万葉集の歌で山上憶良がうたっていることがきっかけで制定されました。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴
朝貌(あさがお)の花」
万葉集 山上憶良
この中で歌われている七草
萩(はぎ)
尾花(おばな)→ 薄(すすき)
葛花(くずばな)→ 葛(くず)
撫子(なでしこ)
女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)
■植物雑学事典-秋の七草
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/plantstour/nanakusa/akinonanakusa.htm