9月15日(月曜日)
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日で、世界的にも珍しい祝日です。兵庫県多可郡野間谷村(現多可町)の村長らが「年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と提唱し、「としよりの日」と定めたのをきっかけに全国的に広まりました。
男女別100歳以上の高齢者数推移
厚生労働省が毎年敬老の日前に行う調査では、100歳以上の高齢者の数は年々増えています。老人福祉法が制定された1963年には全国で153人だつた高齢者が、1981年には1千人、1998年には1万人を超え、2012年には5万人を超えました。男女比では、約8割が女性でした。
100歳以上の高齢者の
長生きの秘訣
3食きちんと食べる
ご飯、パン、麺類など主食をしつかり食べる
魚介類、豆腐、野菜、果物、乳製品などをバランスよく食べる
タバコはすわない
適度な運動をとり入れる
しっかり睡眠を確保する
長寿を祝う行事
長寿を祝う行事は、満60歳(数え年61歳)の還暦祝いからはじまります。
61歳 還暦
十千十二支は60年で一巡し、生まれた年の干支に還ることから、産着に使われる魔除けの色・赤のちゃんちゃんこや頭巾を贈る習わし.
70歳 古希
中国の詩人・社甫の「人生七十古来稀なり」に由来。
77歳 喜寿
「喜」を草書体で書くと、七十七と読めることから。
80歳 傘寿
「傘」の略字が八十と読めることに由来。
81歳 半寿
「半Jの字を分解すると、八十一になることから。
88歳 米寿
「米」の字を分解すると、八十八になることから。
90歳 卒寿
「卒Jの字の略字が九十と読めることに由来。
99歳 白寿
「百」の字から「一」をとると、「白」になることから
120歳 大還暦
還暦が2周することの意。