4月20日(日曜日)
春の雨が百穀を潤すという意味をもつ二十四節気のひとつで、春の最後の節気です。日差しもしだいに強くなりはじめ、雨でしめった田畑は、秋に収穫する穀物の種まきシーズンとなり、穀雨を目安として田畑の準備をはじめます。暦の上では穀雨を過ぎると夏を迎えます。
穀雨の日から始めると良いもの
春の最後の節気である穀雨、この次の節気は立夏で夏の到来を表しているものです。5月上旬からは暦の上では夏になります。
緑のカーテンを作り始めるにはこの時期からが良いとされています。
緑のカーテンづくりに挑戦
真夏の日光をさえぎってくれる緑のカーテン。人気のゴーヤの種をまくなら穀雨の頃から5月上旬に。ただし初心者の場合は苗から育てたほうが簡単です。苗の場合は5月中に植えつけしましょう。
春に降る雨にはそれぞれ名前があります
4月にはよく雨が降るとされています。梅雨時期ではないにも関わらず、よく降る雨にはその特徴から日本らしい素敵な名前がつけられています。
百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)
穀物の芽を出させる穀雨の頃に降る雨。
春時雨(はるしぐれ)
降ったりやんだりする春のきまぐれな雨。
杏花雨(きょうかう)
杏の花が咲く、清明の頃に降る雨。
菜種梅雨(なたねつゆ)
菜の花の咲いている時期に降り続く雨。
紅の雨(くれないのあめ)
ツツジやシャクナゲ、わしなど、紅の花が咲く頃の雨。
催花雨(さいかう)
花の咲くのを催促するように降る雨。